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清水“ホームの仙台”今季8戦目で初零封

[ 2011年7月14日 13:14 ]

<仙台・清水>後半、仙台・赤嶺(左)のシュートを阻む清水・平岡(右)

J1第4節 清水0―0仙台

(7月13日 ユアスタ)
 清水が貴重な勝ち点1を獲得した。相手のセットプレーとカウンターに苦しみながらも、前半33分にCKから赤嶺の決定的なヘディングシュートを好セーブしたGK碓井や、献身的に動き続けたMF山本真ら守備陣が耐えてスコアレスドロー。仙台のホーム無得点は今季8戦目で初。今季不敗を12戦で止めた6月26日の対戦(アウスタ)に続き、またも仙台を止めた。

 前回6月26日からわずか17日後の再戦。ゴトビ監督は、まずは相手カウンターを警戒し、6月26日以来の先発となった山本真と、4試合ぶり先発の枝村にダブルボランチを組ませ、FW高原は疲労も考慮して10試合ぶりベンチスタート。アレックスをセンターフォワードで起用して裏に抜け出すプレーを続けた。

 後半に入って高原、小林、永井と攻撃陣を次々に投入。返り討ちを狙い、19分に高木の折り返しを高原が頭でシュート。29分には小林の左足シュートが、惜しくも外れたが、ゲームプラン通りの戦い。「違った選手を使っても、ゲームをオーガナイズできる戦いができるようになった。碓井は毎試合成長し、猫のような速さの反応を見せた」とゴトビ監督。清水はリーグ戦4戦負けなしとなった。

 ▼MF枝村 中盤をコンパクトしろという指示だった。最終ラインとの距離感に気を使った。

 ▼MF山本真 前半は梁にボクが寄りすぎていて、コンパクトさを失ったことが反省点。ただ仙台を2試合無失点に抑えられたのは自信になった。

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2011年7月14日のニュース