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横浜7年ぶり5連勝も…苦笑の指揮官「中身ない」

[ 2011年7月14日 06:00 ]

<横浜・山形>後半ロスタイム 決勝ゴールを決める金根煥(右端)

J1第4節 横浜2―1山形

(7月13日 ニッパ球)
 横浜が際どい勝利をものにして04年以来7年ぶりの5連勝を飾った。1―1の後半ロスタイム、右CKからDF金根煥が値千金の決勝弾を決めた。

 試合開始15秒にFW渡辺が自身初の4戦連発弾を決めて先制。J歴代4位のスピードゴールで先手を取りながら、その後はピンチの連続。木村監督は「最初の15秒と最後の15秒だけ。中身は何にもない」と苦笑いだ。

 この日はエースMF中村が大ブレーキ。左太腿負傷から復帰2戦目で「リハビリのリバウンドで体が重くて、まさかのミス連発」。再三ピンチを招いた。ふがいない戦いに指揮官は、ハーフタイムに「1点取って終わりか?こんなゲームをしていたら、お客さんは帰ってしまうぞ」と雷を落としたほどだった。

 「(ハーフタイムは)危うく広島弁になるところだった」と木村監督。試合終了後、早速チームメートと修正点を話し合った中村は「(連勝は)気にしていない。しっかり修正して次に臨みたい」と気を引き締め直していた。

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