柏　見えた首位ターン！北嶋「緊張」の決勝弾

＜柏・広島＞後半、柏・北嶋（中央奥）は勝ち越しとなるゴールを決める

Ｊ１第４節 柏３―１広島

（7月13日 柏）
　“ミスターレイソル”北嶋の決勝弾で、柏が首位を守った。１―１の後半１０分、こぼれ球を拾ったＭＦ沢が相手ＧＫともつれながらパス。北嶋が右足でゴールに突き刺した。

　「（相手ＤＦがゴールに）張り付いてて（シュートコースが狭くて）緊張したけど、冷静に対処できた」と笑顔。６月１１日の横浜戦以来約１カ月ぶりのゴールでチームを連勝に導いた。

　出だしは最悪。前半７分にＤＦ増嶋のクリアミスから先制された。「きょうは味方のミスから失点していた。（味方を）助けてやれる選手にならないと。そういう意味では力を発揮できた」と北嶋。チームメート思いのベテランが逆転勝ちを演出した。６月２５日の甲府戦、７月２日のＣ大阪戦は２戦連続先発落ちしたが、「出たときにしっかり結果を出す」と気持ちを切らさず、しっかり結果を出した。今季Ｊ２からはい上がったばかりの柏。首位ターンも見えてきた。