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Kリーグ八百長事件 現役選手ら57人立件

[ 2011年7月7日 21:13 ]

 韓国検察当局などは7日、サッカーの韓国プロ、Kリーグでの八百長事件をめぐり、国民体育振興法違反の罪で現役選手と選手出身のブローカーら計18人を起訴、36人を在宅起訴、3人を略式起訴した。このほか行方不明のブローカー6人についても、身柄が確保でき次第起訴する方針。聯合ニュースなどが伝えた。

 先月9日に続く立件。今回は元韓国代表FW崔成国が2度にわたり八百長に加担し、現金を受け取ったとして在宅起訴された。韓国代表の主力でロンドン五輪を目指すU―22(22歳以下)代表で主将を務めるDF洪正好は現金を受け取った後に返したとして、立件対象から外された。

 同ニュースなどによると、八百長の対象となったのは昨年6~10月の計15試合。ブローカーは「スポーツくじ」で不正な利益を上げるため、選手らに1人当たり300万~5500万ウォン(約23万~418万円)を渡して八百長を依頼し、わざと怠慢プレーをするなどで所属チームが負けるように仕向けた。

 聯合ニュースは、チーム側が八百長に気づいていた可能性があると指摘している。

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2011年7月7日のニュース