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16年ぶりベスト8進出へ!なでしこ体張る

[ 2011年7月1日 06:00 ]

女子W杯<日本代表練習>第2戦のメキシコ戦を控え練習するFW永里(左)とMF川澄

 なでしこジャパンは4大会ぶりの準々決勝進出を懸けて1日、レバークーゼンでメキシコと対戦する。1次リーグ2試合目の日本は勝てばB組2位以内が確定し8強入りが決定。6月29日は1次リーグD組の2試合が行われ、前回準優勝のブラジルはオーストラリアを1―0で下して白星発進。第2回大会優勝のノルウェーは初出場の赤道ギニアを1―0で退けた。

【女子W杯】

 メキシコ戦前日の30日はサイドからのクロスをシュートにつなげる練習などを行い、攻撃のイメージづくりに努めた。佐々木監督は「シュートを打たないと始まらない。組み立てだけじゃなくフィニッシュを意識してほしい」と意図を説明。午後は試合会場で芝の状態などを確認した。

 昨年5月のアジア杯の壮行試合ではメキシコに2連勝したように、技術では日本に分がある。佐々木監督も「ボールは日本が持てる」と予想する。しかし、メキシコの球際の強さは要注意。指揮官は「小柄でもチャージが深い。なでしこはその辺に甘さがある。意識させないと」と不用意にボールを失わないよう選手に意識づけた。勝てば95年のスウェーデン大会以来4大会ぶりの準々決勝進出。メキシコの激しい守備をかいくぐるパスワークでベスト8を目指す。

 ▼メキシコ・クエジャル監督 日本の速さや巧みなボール扱いに対応して勝ちたい。沢は女子サッカー界でも尊敬されるキープレーヤーだ。

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2011年7月1日のニュース