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巻き起こった「ハポン」コール メキシコを魅了した日本の攻撃サッカー

[ 2011年6月30日 11:07 ]

U―17W杯メキシコ大会・決勝トーナメント1回戦 日本6―0ニュージーランド

(6月29日 モンテレイ)
 若きサムライの快進撃が止まらない。フランス、アルゼンチンを抑えて1次リーグを1位で突破したU―17日本代表が、決勝トーナメント1回戦で大量6ゴールを挙げて圧勝。18年ぶり8強に駒を進めた。

 前半20分、MF石毛の先制弾でゴールラッシュが幕を開けた。右足から放たれたシュート性のクロスがゴールに吸い込まれると、2分後には左サイドを崩して石毛が2点目。前半で4点をリードしたが、後半も攻撃の手を緩めず、途中出場のエースFW南野らが追加点を決めた。

 面白いようにパスをつなぎ、多彩な攻撃で相手守備網をズタズタにした日本。運動量と技術で圧倒し、シュート数は日本の26本に対し、ニュージーランドは4本。攻撃サッカーでメキシコの観客を魅了し、スタンドからは「ハポン(日本)」コールが起こった。それでも吉武監督は「エラーも多かった。次の試合は気を引き締めないといけない」。指揮官の視線はすでに、王国ブラジルに挑む準々決勝に向けられていた。(共同)

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2011年6月30日のニュース