本田 ユベントス有力 クラブ間交渉はすでに金銭面

[ 2011年6月28日 10:00 ]

ユベントス入りが有力視される本田

 イタリアの名門ユベントスが、今夏の移籍市場でCSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(25)の獲得に動いていることが27日、分かった。

 関係者によると、新スタジアムで迎える来季の目玉選手に本田を指名。既に金銭面を含めたクラブ間交渉を重ねているという。これまでに数々のビッグクラブが本田の獲得に興味を示していたが、本格交渉に発展したのは今回が初めて。「ユベントス本田」誕生が有力となった。

 ロシアリーグで毎試合のように得点に絡んでアピールを続けてきた本田が、ビッグクラブを動かした。関係者によると、イタリア・セリエAの強豪ユベントスが本田獲得に向け、CSKAモスクワと金銭面を含めたクラブ間交渉を進めているという。来季、伝統のビアンコネロ(白と黒)のユニホームに袖を通す可能性が急浮上した。

 10年W杯南アフリカ大会で日本代表の16強に貢献した本田には、アーセナル、リバプール、ACミランなど、多くのビッグクラブが興味を示した。だが、1000万ユーロ(約12億円)を下らないとされる移籍金がネックとなり、いずれも正式オファーには至らなかった。本格交渉に発展したのは今回が初めてとなった。

 “イタリアの貴婦人”の異名を持つユベントスは国内最多のリーグ優勝27回を誇る名門。今季リーグ戦7位に終わって来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を逃したが、かねてビッグクラブへの移籍を目標に掲げていた本田の希望に合致している。

 パスセンスも際立つ本田が加入すれば、マトリ、デルピエロの新旧イタリア代表FWとの共演が注目となる。さらに「俺たちが日本代表を引っ張ろう」と誓い合っているインテル・ミラノのDF長友とのビッグクラブ同士での日本人対決も実現する。本田の去就からますます目が離せなくなってきた。

 ≪ユベントス≫1897年トリノを本拠地に創設。1930~31年シーズンからセリエAで5連覇を達成するなど最多優勝27回を誇る。2006年に発覚した“八百長関与”で06~07年は初めて2部降格も、1年でセリエAに復帰した。イタリア杯の優勝9回も最多で、欧州CLは前身の欧州チャンピオンズ杯を含めて85、96年に優勝。

 ≪セリエAと日本人≫94年にFWカズが日本人として初めてジェノア移籍を実現させ、世界最高峰セリエAへの道を切り開いた。その後、MF中田、名波、中村、小笠原、FW柳沢ら日本を代表する選手が次々と挑戦。01年には、中田が名門ローマで日本人初のスクデット獲得を実現させた。現在はFW森本とDF長友がプレー。特に長友は今冬、チェゼーナからビッグクラブのインテル・ミラノに移籍。定位置を確保し、セリエAでもっとも成功した日本人選手となった。

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