高木豊氏「今はやりの“持ってるな”っていう。親バカですけど」

　２４日に行われたサッカーのＵ―１７Ｗ杯メキシコ大会１次リーグでアルゼンチンを相手に先制ゴールを決め、１位突破へ導いたＦＷ高木大輔（１５＝東京Ｖユース）。父で元プロ野球選手の高木豊氏（５２）は２５日、仕事先に福岡で喜びを語った。

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　――大輔くんがゴールを決めました。

　「ＦＷで出たら何とか仕事ができる雰囲気を持っている子。期待はしていたけど、まさかゴールを決めるとはね（笑い）」

　――２年前のＵ―１７Ｗ杯のブラジル戦でゴールした善朗くんに続いてのゴール。勝負強いですね。

　「小さい時から全国大会の決勝で決めたり大きな大会には強かった。今はやりの“持ってるな”っていう。親バカですけど（笑い）」

　――３兄弟とも“持ってる”ように見えます。

　「ふふ。ありがとう。その中で際だって持ってるのが大輔かなと思いますね」

　――何と言って送り出したのですか？

　「善朗は主力で行ったから“４点取ってこい”と言ったけど、大輔は“飛び級”で行っている。だから“声出すだけでチームに貢献できるんだからね”と言って送り出しました。それがゴールとは。彼が一生懸命やった結果。うれしいですね」