城氏 最終予選突破には宇佐美や宮市の個の力が必要

[ 2011年6月25日 02:40 ]

ロンドン五輪アジア2次予選第2戦 U―22日本代表1―2U―22クウェート代表

(6月23日 クウェート)
 最終予選に進出した日本だが、弱点を露呈していた。確かに気温は高かったが、トラップやパスなどミスが目立ち、ボールをつなぐことができなかった。ピッチコンディションが悪い中東では、トラップもパスも通常の倍の神経を使わないとダメだ。いい環境に慣れている日本の選手は、技術が通用しなかった。中東ではアジアで勝ち抜くためには環境面などに対応する能力が求められる。

 先発に復帰した永井も全く持ち味が出ていなかった。永井は1人で突破するタイプではなく、守備ラインの裏に速いボールが出てこそ、そのスピードが武器になる。だが、パスが出てこないと怖さを感じない。パスの出し手とのタイミングをもっと詰めていかないと、日本の武器を生かせない。

 今のままの日本では最終予選を勝ち抜くのは厳しい。ホームでは戦えるが、アウェーでは戦えない。上のレベルのチームに勝つためには、個の能力を上げていかないといけない。1人で突破し、仕掛けていける選手は必要だ。今回招集されなかった宇佐美や宮市はサイドで起点になれる。チームの底上げとして必要な戦力だろう。 (元日本代表FW)

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