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関塚ジャパン アウェー“四重苦”ぶっ飛ばす!

[ 2011年6月21日 06:00 ]

 関塚ジャパンがアウェーの“四重苦”をぶっ飛ばす。クウェートでの第2戦は(1)酷暑(2)砂嵐(3)中東の笛(4)丸見えピッチという4つの厳しい環境が待ち受ける。

 特に暑さ対策には敏感で、山村主将は今月に入ってもクーラーを使わず、副将の権田は連日、長袖のジャージーで過ごしてきた。だが、酷暑は想像を超えている。クウェート渉外担当のジャンブリー氏は「気温は最高50度。試合開始(現地時間午後7時45分)でも37~40度」と言う。日本では未知の暑さで、スタッフは水分補給の徹底を訴えている。

 砂嵐が発生した場合、視界は5メートル以下となり目やのどへの影響が懸念される。また、ホームに有利な判定が増える“中東の笛”にも警戒が必要。権田は「人が裁くことなのでしようがない」と割り切るが、いかに冷静さを保つかが鍵となる。さらに、クウェートが用意した練習場は周囲から丸見え。非公開練習はほぼ不可能な状況だ。敵地で苦難の数々が待ち受けるが、これを乗り越えた先にロンドンへの道が開けてくる。

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2011年6月21日のニュース