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韓国とドロー…沢は反省「なでしこらしいサッカーができなかった」

[ 2011年6月18日 17:06 ]

後半、宮間(右から2人目)の先制ゴールを喜ぶ日本イレブン

 日本女子代表は18日、松山市のニンジニアスタジアムで国際親善試合を行い、韓国女子代表と1―1で引き分け。後半25分、MF宮間のゴールで先制したが、5分後にGKがファンブルしたこぼれ球を決められて同点に追いつかれた。

 26日に開幕する女子W杯ドイツ大会前の国内最後の強化試合。雨がピッチにたまってボールが走らず、選手が倒れると水しぶきが上がる最悪のコンディションの中、主将のMF沢が「なでしこらしいサッカーができなかった」と振り返るように、攻守ともに課題を残した。

 それでも日本は序盤から積極的に攻撃を仕掛け、前半19分には右クロスを沢がヘッドで合わせたが枠外。1分後にはペナルティーエリア手前で得たFKをMF宮間が直接狙ったが、これもゴールの枠を捉えられなかった。前半終了間際には右CKのこぼれ球を安藤が左足で狙ったが、これも不発。前半は0―0で終了した。

 後半途中から佐々木監督は安藤、大野に替えて丸山と18歳の岩渕を投入した。直後の同25分、日本は沢が右サイドにスルーパスを送ると永里が抜け出し、中央へクロス。「永里のボールが良かったので当てるだけだった」というフリーの宮間が右足ダイレクトで決めて、先制した。しかし、5分後になでしこリーグINACで活躍するチ・ソヨンにゴールを許し、同点に。その後は丸山が再三裏を狙う動きを見せたが、勝ち越しゴールを奪うことはできなかった。

 日本は20日まで国内で調整し、21日にドイツに出発。1次リーグでは27日にニュージーランド、7月1日にメキシコ、5日(日本時間6日未明)にイングランドと対戦する。

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2011年6月18日のニュース