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権田 完封発進だ!「突破率100%のおきて」守る!

[ 2011年6月18日 06:00 ]

<U-22代表練習>ボールに飛びつくGK・権田

U―22日本代表合宿

 関塚ジャパンの守護神・権田修一(22=J2・FC東京)が、“0のおきて”を守る。4大会連続で五輪出場してきた日本だが、本大会に駒を進めたアジア予選の初戦は全て完封勝ちしている。バルセロナ五輪予選の初戦も勝利を収めたが1失点を喫し、その後、最終予選で敗退。それだけに突破率100%の完封発進を狙っている。

 この日も軽快な動きで練習をこなした権田は、アウェーゴール方式が採用されるホーム&アウェー戦を前に「勝てればいい」とまずは勝利を強調。その上で「できたら完封がいい」と付け加え、無失点に意欲を見せた。

 権田はJデビューを果たした09年、年間16完封を記録し、菊池新吉(V川崎)に並ぶJ1タイ記録をマーク。A代表にも呼ばれるなど、U―22日本代表では、ずぬけた実力を誇っている。だが、関塚ジャパンは守備陣の層が薄いこともあり、これまでの出場3試合で完封はない。

 「クウェートがつないで来てもロングボールで来ても大丈夫なように対応するだけ」。関塚ジャパンの最後のとりでが鉄壁の守りでロンドンに導く。

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2011年6月18日のニュース