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FIFA 東日本大震災の復興支援に5億円拠出 

[ 2011年6月16日 18:33 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)が東日本大震災の被災地復興に向けたサッカー関連の支援金として、総額600万ドル(約4億8600万円)程度の拠出を決めたと、日本サッカー協会の小倉純二会長が16日に発表した。FIFAのブラッター会長から日本協会に文書が届いた。

 被災した3クラブ、J1の鹿島と仙台、J2の水戸などの本拠地スタジアムや練習施設などの改修費として約450万ドルを援助。また被災状況の深刻な岩手、宮城、福島の3県での新たなトレーニングセンター建設や、既存の日本協会公認サッカー場改修のために150万ドルが充てられる。

 ブラッター会長は来日した5月23日に日本協会との会合や菅直人首相らへの表敬訪問後に財政支援を約束していた。当初は福島県のトレーニングセンター「Jヴィレッジ」の再建にも資金を提供するとしていたが、再建への見通しが立たないために用途を変更した。

 FIFAの公式協賛社アディダスを通じ、子どもたちにサッカー用品も配布する。

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2011年6月16日のニュース