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3試合ぶり勝利、清水・高原「苦しみました」

[ 2011年6月16日 15:40 ]

<清水・山形>後半23分、シュートを決めた清水・高原(左)はアレックスと喜ぶ

J1第15節 清水2―1山形

(6月15日 アウスタ日本平)
 清水はFW高原直泰(32)が先制点を含む全得点に絡む活躍で、2―1と山形に勝ち、3試合ぶり勝利を挙げた。

 アウスタ日本平のお立ち台に初めて立った清水・高原のコメントは、歯切れが良かった。「相手が凄く頑張っていたので、苦しみました。内容は満足していない」。続けて「勝ったことで、納得してください」と締めくくった。そして、ゴトビ監督らとホームのサポーターの前で今季初めて“勝ちロコ”を踊った。

 後半23分、枝村を投入後に試合が動いた。直後に左サイドで太田と枝村でパスをつなぎ、太田のクロスを、高原が逆サイドでスライディングし、右足で押し込んだ。43分にPKを決められたが、ロスタイムに高原が倒されて“お返し”のPK獲得。これをアレックスが左隅にキッチリ決め、ホームでは4月26日の福岡以来の勝利を挙げた。

 攻撃陣がキッチリ仕事をしたのと同時に、守備陣も耐えた。前半の劣勢から、試合の流れを変えたのは、GK碓井。前半ロスタイム、PKを取られ、一度は山形の船山に左隅に決められたがやり直しの判定。2本目も同じく左に蹴ったが、これを碓井が右に跳んでセーブ。プロA契約の資格を得た試合を勝利で飾った。攻守がかみ合って獲得した勝ち点3。これで3戦負けなしと、勢いに乗ってきた。 

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2011年6月16日のニュース