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神戸ドローでブーイング 怒りの大久保「当たり前」

[ 2011年6月16日 06:00 ]

J1<神戸・福岡>にらみ合う神戸MF大久保(右)と福岡GK六反(左)をなだめる、神戸MF森岡(20)ら両チームイレブン

J1第15節 神戸0―0福岡

(6月15日 ホームズ)
 見せ場のない90分のフィナーレは神戸サポーターからの痛烈なブーイングだった。リーグ戦9試合で25失点の福岡相手にスコアレスドロー。温厚な和田監督も思わず声を荒らげた。

 「何も収穫がなかった。福岡の強い気持ちにびびってしまった。この内容で勝ち点1を拾えたことだけがプラスと考えたい」

 指揮官の怒りも当然だ。持ち味のハードワークで敵を追い詰めることもなく、攻めても安易なパスミスなどで前半のシュート数はわずか3本。後半に一人で3本のシュートを放って一人気を吐いたMF大久保は「全然ダメ。ブーイング?当たり前。もっとして欲しいぐらい」とふがいないイレブンへのうっぷんを厳しい言葉に乗せた。

 順位は5位から8位に降下。ただ、屈辱の勝ち点1が目覚めのきっかけとなれば意味がある。

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