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岡崎と阿部が釜石訪問 子供たち感激「あこがれる」

[ 2011年6月14日 17:05 ]

岩手県釜石市の市立平田小を訪れ、子どもたちと触れ合う岡崎慎司(手前)と阿部勇樹(右端)

 東日本大震災で被災した子どもたちを元気づけようと、欧州のサッカーリーグでプレーしている岡崎慎司(シュツットガルト)と阿部勇樹(レスター)が14日、岩手県釜石市の市立平田小を訪れて、児童らと触れ合った。

 津波で校舎が壊れて使えなくなった市立唐丹小も平田小に間借りしている。両校の児童約260人が、体操やボールを使ったミニゲーム、試合と約2時間にわたって岡崎、阿部と交流。間近で見るプロのシュートやパスに、児童から拍手や歓声が湧いた。

 最後に2人から児童一人ずつにサイン色紙が渡された。平田小3年の和田泰葵君(8)は「シュートが速くて、すごかった」。唐丹小5年の石頭樹君(10)も「ボールが吸い付いているようだった。あこがれる」と喜んでいた。

 阪神大震災で被災した経験を持つ岡崎は「子どもの元気が伝わってきてうれしかった。夢や希望に向かって頑張ってほしい」と話した。

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2011年6月14日のニュース