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5大会連続の沢ら21人 サッカー女子W杯代表決定

[ 2011年6月8日 17:27 ]

代表発表の記者会見後、ポーズをとる(左から)永里、川澄、佐々木監督、沢、安藤

 日本サッカー協会は8日、女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会(26日開幕)に臨む日本女子代表21人を発表し、5大会連続出場となるMF沢(INAC)やドイツで活躍する安藤(デュイスブルク)と永里(ポツダム)の両FW、18歳のFW岩淵(日テレ)らが選出された。

【メンバー】

 大会は16チームが4組に分かれて1次リーグを戦い、各組上位2チームが準々決勝に進出。6大会連続出場の日本は1次リーグB組で27日にニュージーランド、7月1日にメキシコ、同5日にイングランドと対戦し、1995年大会(当時は世界選手権)以来のベスト8入りを狙う。

 東京都内で記者会見した佐々木監督は「1次リーグ1位突破が目標。(北京五輪での)4強の壁を破り、頂点を目指したい」と抱負を述べた。

 日本は18日に松山市のニンジニアスタジアムで韓国と国内ではW杯前最後の強化試合を行う。

 ▼佐々木則夫・日本女子代表監督の話 メンバー構成は経験ある選手、中堅、若手をミックスした。若い選手は経験を積ませるためではなく、総合的にメダルを目指す中で編成した。

 ▼沢の話 サッカー人生の集大成として21人でメダルを取りにいきたい。メダルを取れるメンバーはそろっている。

 ▼安藤の話 ドイツで生活をしていてW杯に向けた盛り上がりを感じる。その舞台でなでしこをアピールしたい。

 ▼永里の話 チームとして優勝を目指してやる。ゴールを目指す姿勢を前面に出していきたい。

 ▼岩清水の話 日本代表として戦うことに、責任と誇りを持って挑みたい。精いっぱい戦う。

 ▼岩淵の話 W杯メンバーに選ばれてうれしい。いい結果を残せるように、個人としてもチームとしても頑張る。

 ▼上尾野辺の話 なでしこジャパンの一員に選ばれ、とても光栄。どういった役割であっても、チームの勝利に貢献できるように努力します。

 ▼阪口の話 4年に1度のW杯に日本を代表して出場することに、誇りと責任を強く感じる。日本の皆さんに勇気や希望を持ってもらえるように頑張ってきたい。

 ▼矢野の話 チームに貢献し、日本を代表する選手としてメダルを狙っていきたい。

 ▼山郷の話 今まで応援してくれた方々に恩返しができるよう、なでしこらしいチームワークでメダルを目指します。

 ▼熊谷の話 試合に出てチームのために働き、貢献することが目標。相手FWとの戦い、特に駆け引きや読み、予測の部分を見てほしい。

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2011年6月8日のニュース