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ザック監督 新システム習得へ熱血指導!

[ 2011年6月6日 06:00 ]

笑顔を見せながら指導するザッケローニ監督

 ザッケローニ監督は5日も新システム3―4―3の指導に時間の大半を割いた。身ぶり手ぶりを交えて熱血指導。だが、慣れないシステムに戸惑う選手はまだ多く、今野は「時間が必要」と話した。

 02年日韓W杯で日本代表を率いたトルシエ元監督がフラット3を採用し、多くのJリーグのチームで3バックが広まった。しかし、現在J1で3バックを用いるのは広島だけ。その広島でさえ「やり方は全く違う」と1月まで在籍していた槙野はいう。遠藤は「今は体に染み込ませている段階」とした上で「頭に詰め込みすぎると自分たちでパニックになる」と慎重に話した。

 ただ、そうした選手の反応はイタリア人指揮官にとって想定内。「この短時間で習得するのは無理。でも、手をつけないと何も始まらない」と時間をかけて徐々に浸透させていく考えを示した。長谷部は「個人的には(これまでの)4―2―3―1は監督も選手も手応えをつかんでいると思う。だから、その中で新しいものにチャレンジするのは素晴らしいこと」と指揮官の狙いを代弁した。

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