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カシマで震災後初の試合!慈善試合にジーコ氏らが出場

[ 2011年6月4日 19:47 ]

カシマスタジアムで行われた慈善試合で、先制ゴールを決め声援に応える鹿島OBのジーコ氏。左奥はアルシンド氏

 サッカーのJ1鹿島は4日、東日本大震災の被災地復興を支援するための慈善試合を茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムで行い、鹿島とJリーグのOBによる試合にジーコ元日本代表監督(58)らが参加した。復旧工事が終わった同スタジアムでの試合は3月の震災後初めてで、約2万3千人の観客が集まった。

 鹿島OBはFWとして活躍したアルシンド氏(43)や6シーズン監督を務めた元ブラジル代表のトニーニョセレーゾ氏(56)らが出場。JリーグOBは元日本代表のラモス瑠偉氏(54)らがプレーした。

 鹿島の先制点を決め、3―0の勝利に貢献したジーコ氏は「皆さんに少しでも笑顔を取り戻してもらいたくて来た。日本人の持つパワーを信じている。この困難もきっと乗り越えてくれるでしょう」とあいさつした。

 小笠原満男選手(32)ら鹿島の現役選手数人が、被災した同県内の小学生約100人を相手にしたゲームや、人気グループFUNKY MONKEY BABYSのコンサートも行われた。収益は義援金として被災地に送られる。

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