家長“ポスト遠藤”だ!3―4―3キーマンに名乗り

[ 2011年6月4日 06:00 ]

<日本代表>遠藤(右)と競り合う家長

 日本代表は3日、横浜市内で約2時間の練習を行い、攻撃的MF家長昭博(24=マジョルカ)は紅白戦で3―4―3の布陣でボランチに入った。アルベルト・ザッケローニ監督(58)からは連日の個人指導を受けるなど、より攻撃的なシステム3―4―3の導入により、家長が“ポスト遠藤”に名乗りを上げた。

 ザックジャパンに新たな可能性が浮上した。3―4―3システムで行われた紅白戦で、家長が合宿初日に続きボランチに入った。初招集のMF柴崎とコンビを組み、低い重心から好プレーを連発。家長は「ボランチで使われたらそこでもいい。勉強になるし新鮮」と新ポジションに強い意気込みを示した。

 攻撃的MFの家長は鋭いドリブル突破が売り。かつて在籍したG大阪やC大阪でも常に攻撃的MFでプレーしており、ボランチは「練習でもやったことがなかった」という。それでも、ザッケローニ監督は家長のボランチとしての資質に注目。この日も個人指導を行い、ポジショニングなど細かい指示を与えた。家長は「自分に求められているプレーの説明を受けました」と明かした。

 ザックジャパンのボランチには、10年W杯南アフリカ大会で16強に貢献した長谷部、遠藤のコンビが君臨。だが、31歳の遠藤は14年W杯ブラジル大会を34歳で迎えるため、2人に次ぐ存在の発掘は不可欠。そこで期待をかけられたのが家長だ。

 指揮官は1日のペルー戦の前半に3―4―3で臨んだがノーゴール。慣れないシステムでダブルボランチはトップ下のスペースに上がれなかった。長谷部は「ボランチはこれまで以上に攻撃力が求められる」と話しており、家長の攻撃力は大きな武器になる可能性を秘めている。

 家長が複数のポジションをこなせるようになれば「試合中の柔軟なシステム変更」をテーマに掲げる指揮官にとって、起用しやすい存在となる。

 「G大阪時代からヤットさん(遠藤)のプレーを近くで見てきた。ヤットさんの代わりが務まるとは思えないけど、良いところを全部吸収した」と家長。スペインで成長を遂げる攻撃的MFが、長谷部、遠藤の不動のボランチコンビに風穴をあける。

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