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仙台生え抜きの関口“東北魂”でハツラツ初先発

[ 2011年6月2日 06:00 ]

<日本・ペルー>前半、必死にパスを出す関口

キリン杯 日本0―0ペルー

(6月1日 東北電ス)
 A代表初スタメンにMF関口が奮起した。3トップの右に入り、グラインダーや低い弾道のアーリークロスなどで、何度も好機をつくった。

 前半途中には、3トップ左の岡崎とポジションをチェンジ。ザッケローニ監督の「ほぼ初出場の西と関口が縦に並んだので、経験のある岡崎なら西を助けられるのではないか」という配慮による配置転換だったが、サイドが入れ替わっても積極的に攻め上がり、指揮官も「関口は攻守に精力的に動いていた。出来はポジティブ」と一定の評価を与えた。

 「もっと自分から仕掛けたかった」と反省したが、遠藤や長谷部からの縦パスを受け、「前を向いてプレーできた」と収穫も見えた。昨年10月のアルゼンチン戦以来、2度目の国際Aマッチ。「1試合でも多く出たい」。仙台生え抜きのストライカーが代表定着をアピールした。

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2011年6月2日のニュース