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買収疑惑のFIFAが総会 会長選は最終日に実施

[ 2011年6月1日 00:27 ]

 】有力理事の買収疑惑で揺れる国際サッカー連盟(FIFA)は31日、スイスのチューリヒで総会を開き、第1日は開会セレモニーを行った。4選を目指すブラッター会長(スイス)がただ1人の候補となっている会長選は、最終日の6月1日に実施する。

 総会にゲストとして出席した国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長はスキャンダルが続いているFIFAについて「IOCがそうであったように、より強固な組織に生まれ変われると確信している」とスピーチした。IOCはかつて五輪招致をめぐって金銭スキャンダルで混乱したが、その後再建している。

 会長選をめぐる買収疑惑では、対立候補だったアジア連盟(AFC)会長のハマム理事(カタール)が5月29日に立候補辞退を表明。その後の倫理委員会でハマム理事とワーナー副会長(トリニダード・トバゴ)が暫定的に活動停止となった。(共同)

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2011年6月1日のニュース