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FIFA会長が招致疑惑を否定 18、22年W杯

[ 2011年5月31日 10:07 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は30日、スイスのチューリヒで記者会見し、買収疑惑が報じられた2018年と22年のワールドカップ(W杯)開催国決定では不正を裏付ける証拠がなかったとして「招致活動に問題はない」と疑惑を否定した。

 22年W杯の招致に成功したカタールからハヤトウ副会長(カメルーン)ら2理事が金銭を受け取ったとされる問題では、疑惑を報じた英紙から証拠を得ることができなかった。4理事に疑いが浮上した18年W杯招致についても明確な証拠がなかったとした。

 会長選をめぐる買収疑惑など相次ぐスキャンダルにも「サッカーの危機ではない。困難な状況だが、FIFA内部で解決できる」と述べ、倫理委員会を強化する方針を示した。(共同)

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2011年5月31日のニュース