ツネ様似のイケメンレフティー 2発で首位堅守

[ 2011年5月29日 06:00 ]

<柏・神戸>前半21分、柏・田中が先制ゴールを決める

J1第13節 柏3―0神戸

(5月28日 柏)
 イケメンストライカーが2ゴールを決めて勝利の立役者になった。柏はホームで4位の神戸と対戦。3―0と快勝し首位を守った。2年目のレフティーFW田中順也(23)が前半21分と同24分にいずれも左足でゴールを奪い、勝利を決定づけた。2位の仙台と3位の横浜は1―1で引き分けた。
【試合結果 順位表】

 ワイルド系イケメンが顔をくしゃくしゃにして喜びを爆発させた。前半21分にゴール前のパス回しから、最後は田中が右サイドから走り込んで先制点を決めた。圧巻だったのは、その3分後の2点目のゴールだ。栗沢のパスを受け、左サイドの角度のない位置から左足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。

 鮮やかなシュートに「(リーグ中断中の)指宿合宿でも同じようなゴールがあった。2点取れたのは大きい」とレフティーは笑顔。ネルシーニョ監督も「彼は戦術面で重要な役割を果たしてくれている。きょうもいつも通り攻守に頑張ってくれた。彼にはご褒美の1日」と目を細めた。

 昨季はJ2で24試合に出場し6得点。だが、足がつりやすいなどコンディションが安定せず「何か変えないと」と昨オフに食事制限などで減量に挑んだ。80キロあった体重は現在74・5キロ。「あれ?どうしたの?って自分でも驚くぐらい動ける。きょうは(足が)つっちゃいましたけど」と運動量の増加に手応えを感じている。

 田中の活躍でチームは首位をキープ。ここまで8試合で3得点が4試合目。北嶋は「(田中は)自信があふれている。いろんな人が点を取ると、相手も狙いが定められないからね」とどこからでも点が取れることが好調の要因と分析した。田中が自信をつけたことで柏の攻撃はさらに分厚くなるはずだ。

 浅黒い精かんな顔。「地黒なんです」と白い歯をのぞかせた。元日本代表主将DF宮本恒靖(神戸)似の23歳。得点を積み上げるごとに人気も急上昇必至。快走を続ける柏に、頼もしいニューヒーローが誕生した。

 ◆田中 順也(たなか・じゅんや)1987年(昭62)7月15日生まれ、東京都出身の23歳。三菱養和巣鴨ジュニアユース、三菱養和ユース、順大を経て10年柏入り。順大3年時に柏の特別指定選手としてJ1リーグ戦9試合に出場。J1通算17試合3得点。利き足は左。1メートル80、75キロ。

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