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一時は選手生命の危機も…札幌DF 復帰へゴーサイン

[ 2011年5月26日 13:41 ]

ランニング中に沖田コーチ(右)から激励される山下

 体調不良が続いていたJ2札幌のDF山下達也(23)が25日、札幌ドームサブグラウンドでの練習から9日ぶりに復帰。23、24日に札幌市内の病院で精密検査を受け異常が認められなかったため、医師からゴーサインが出た。山下は「良かった。早くサッカーがしたかった」と安どの表情を浮かべた。

 一時は選手生命の危機に立たされていた。1月中旬のメディカルチェックで、不整脈と診断され、4月下旬に再検査。ここで心臓疾患の疑いが出たため、今月15日の鳥取戦(札幌ドーム)後に、Jリーグから再々検査の通達を受けていた。佐川トレーナーは「結果次第ではサッカーを続けることはできなかった」と説明。山下は「最初、聞かされた時はショックだった」と明かした。

 「疑惑」が晴れ、この日からボールも蹴り始めた。佐川トレーナーは「もう問題ない」と、今後は異常が出ないことを強調した。29日の岡山戦(札幌厚別)出場については、26日の状態を見て判断する。休養期間中に軽いジョギングなどで調整を続けてきた山下は「使ってもらえるなら試合に出たい」と意気込んでいた。

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2011年5月26日のニュース