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名古屋8強ならず…ピクシー「Jリーグに集中」

[ 2011年5月25日 19:46 ]

水原―名古屋 前半、シュートを外し悔しがる名古屋・玉田

 サッカーのアジアクラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は25日、各地で決勝トーナメント1回戦(1試合制)が行われ、名古屋は準々決勝進出を懸けて、水原と対戦0-2で敗れた。

 2009年の決勝トーナメント1回戦と同じカード。名古屋2年前はホームで2―1で競り勝っている。

 開幕から負傷者で苦しむ昨年のJ王者。この日は23歳の新井がプロ入り初先発し、闘莉王と最終ラインを統率。一方、前線では昨年の得点王、FWケネディも復帰した。

 試合開始から水原に主導権を握られた名古屋は、前半24分に左サイドからのクロスに頭で合わせられ、水原に先制を許す。0-1。

 名古屋は43分に永井を投入し、攻勢に出るが、追いつくことができず、前半は0-1で終了。

 同点に追いつきたい名古屋は後半開始から、攻め込むが得点を奪うことができず、逆に後半12分、水原に追加点を許し、0-2とされた。

 最近の公式戦4試合で白星のない悪い流れを修正できず、ストイコビッチ監督は「水原は勝利に値するプレーをした。相手が決定力で上回っていた」と相手をたたえた。今後は、現在12位と低迷するJ1制覇に目標を切り替える。指揮官は「これで最大の目標であるJリーグに集中できる」と強がるしかなかった。

 ▽名古屋・ストイコビッチ監督 水原の方が決定力で上回っていた。負けはしたが、そこまでがっかりはしていない。最大の目標であるJリーグに集中できる。

 ▽水原・尹星孝監督 選手はいいプレーをしてくれた。一発勝負で負けたら終わりなので、精いっぱい頑張ってくれた結果、勝つことができた。

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