C大阪初の8強 大阪ダービー5年半ぶり制した!

[ 2011年5月25日 06:00 ]

<G大阪・C大阪>大阪ダービーを制し、大喜びでサポーター席へ向かうC大阪イレブン

ACL決勝トーナメント1回戦 C大阪1―0G大阪

(5月24日 万博)
 万博記念競技場で決勝トーナメント1回戦が行われ、C大阪がG大阪を1―0で破り、初の8強進出を決めた。C大阪は押し込まれる展開が続いたが、後半43分にMF高橋大輔(27)が値千金の決勝ゴールを挙げた。C大阪がG大阪に勝つのは05年12月以来5年半ぶりだった。25日は名古屋が水原(韓国)と、鹿島がFCソウル(韓国)と敵地で対戦する。

 ACLでは初の大阪ダービー。意地とプライドのぶつかり合いに終止符を打ったのは右サイドバックの一撃だった。0-0の後半43分。最終ラインから駆け上がった高橋大がMFキム・ボギョンから出たスルーパスに迷わず右足を振り抜くと、ボールは相手GKの手をかすめてゴールに突き刺さった。

 「あの時間だったのでシュートで終わろうと思っていた。クロスの意識を持って狙った」

 大分時代の本職はFW。C大阪に加入した昨年、心肺能力の高さを買われてサイドバックに転向した。この日も再三のオーバーラップで攻撃参加。土壇場で値千金の決勝弾を決め「重圧を力に変えることができた」と胸を張った。宿敵のG大阪を5年半ぶりにアウェーで撃破しての8強だけに、試合終了の笛を聞いたベンチ、サポーターは優勝したかのようなお祭り騒ぎとなった。

 クルピ監督の執念の采配も見逃せない。「前半は1トップとシャドーストライカーのパフォーマンスが良くなかった。中後を入れることで中盤の守備を強化したかった」。スコアレスで前半を終えると、MF乾、MF倉田に代えてFW小松とMF中後を投入し、4―2―3―1から4―4―2とした。キム・ボギョンが「後半はガンバの守備が中央に寄っていたから右のスペースをうまく使えた」と振り返ったように、流れがガラリと変わった。指揮官は「手堅いサッカーになった。ほぼ非の打ちどころがなかった」と手応えを隠さなかった。

 先発の平均年齢が23・9歳という若き精鋭が大阪ダービーに新たな歴史を刻んだ。勢いのついたC大阪にとって、07年の浦和以来となる初出場初優勝も夢物語ではなくなってきた。

 ≪大阪ダービー11勝目≫アウェーのC大阪がG大阪を破り、ACL初出場で8強入り。大阪ダービーはこれでC大阪の通算11勝3分け20敗。C大阪が勝利したのは05年天皇杯準々決勝(○3―1)以来、6年ぶりのこと。以降の5試合は1分け4敗だった。アウェーではリーグ戦の03年第1ステージ(○2―0)以来、8年ぶりの勝利。

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