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Cロナウド今季40得点 リーグ最多記録樹立&得点王

[ 2011年5月23日 06:00 ]

 リーガ・エスパニョーラ最終節が21日に行われ、アルメリア戦で2得点したレアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウド(26)が通算40得点のシーズン最多記録を樹立した。試合は8―1で大勝した。

 C・ロナウドが金字塔を打ち立てた。開始4分の先制点で51年にサーラ(ビルバオ)、90年にウーゴ・サンチェス(Rマドリード)が残したリーグ最多得点記録38をかわすと、後半32分の追加点で40得点。スペインで初の得点王に花を添えた。

 「記録に満足。40得点もできたのは仲間のおかげ」とレアルのエースが笑った。得点王と記録更新を意識したチームメートの後押しを受け、最終4戦で11発の驚異的ゴールラッシュ。マンチェスターU時代以来3季ぶりのゴールデンシュー(欧州得点王)も決定的だ。

 快挙の陰で混乱もあった。昨年9月のRソシエダード戦でロナウドのFKがDFペペの背中に当たってゴール。マッチリポートではペペの得点とされた。だが「ピチチ」と呼ばれる伝統の得点王を表彰するマルカ紙はキッカーの得点と判断し、地元紙でロナウドの得点数が異なる事態が続いていた。

 前節終了時は「タイ記録38得点」と「新記録39得点」で地元紙の見出しが分かれる事態に発展。ゴールマシンは「どちらでも構わない」と苦笑したが、最終節の2得点で、文句のつけようがない正真正銘の「新記録」となった。「再び40得点以上決めることも不可能では…」とロナウド。来季もゴール量産で記録論争に火をつける?

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2011年5月23日のニュース