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川崎F“自滅”ドロー 相馬監督「勝ち点2失った」

[ 2011年5月21日 06:00 ]

<C大阪・川崎F>後半36分、田中(中央)はCKからのボールをオウンゴールにしてしまう

J1第12節 川崎F3―3C大阪

(5月20日 金鳥スタ)
 J1第12節の1試合が行われ、アウェーの川崎FはMF山瀬功治(29)のゴールなどで先行しながら、リードを守りきれずに3―3で引き分け。勝ち点10で暫定6位となった。C大阪は昨年8月から続く金鳥スタジアムの不敗記録を12に伸ばしたが、5試合連続引き分けの勝ち点5で暫定12位となった。
【試合結果】

 川崎Fの選手は一様に険しい表情だった。1得点1アシストの山瀬も無言でバスに乗り込んだ。相馬監督が「勝ち点2を失ったと考えています」と話したように、前半2―0とリードしながら勝ちきれなかった。前節の鹿島戦も前半2―0と優位に立ちながら後半に攻め込まれて3―2の辛勝。「鹿島戦と似た課題が出てしまった」と指揮官は肩を落とした。

 2―2の後半27分、途中出場のFW小林の今季3点目で再び勝ち越したが、オウンゴールで追いつかれた痛恨のドロー。セットプレーからの2失点にGK相沢は「相手を勢いづかせてしまった。(ゴール前に)人がいっぱいいて出どころが見えづらかった」と振り返った。今季は敵地で1分け2敗と勝ちなし。金鳥スタジアムでのC大阪の不敗神話も止めることができなかった。

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2011年5月21日のニュース