内部分裂で降格のサンプドリア 会長息子 チーム運営の失敗認める

[ 2011年5月17日 07:22 ]

セリエA サンプドリア1―2パレルモ

(5月16日)
 セリエA第37節の8試合が15日に行われ、サンプドリアがパレルモに1―2で敗れて18位が確定し、8季ぶりの降格が決まった。

 昨季の4位躍進を受けた今季は本大会出場こそ逃したが、欧州CL予選で開幕。ファンはカッサーノとパッツィーニの強力2トップを20年前にリーグ初優勝をもたらしたビアリとマンチーニに重ね、V奪回の期待さえ寄せた。

 ところが10月にガッローネ会長がカッサーノと口論になり、侮辱されたとして2カ月も飼い殺しにした末にACミランへ放出。収支回復のためパッツィーニまでインテル・ミラノに売却した。ただでさえ1試合1点にとどまっていた平均得点が2トップ放出後は0・71点まで減少し、2勝3分け12敗と失速。12月に一時5位にいたチームは坂道を転がり落ちた。

 発端がかつて悪童として知られたカッサーノとの衝突だけに、ガッローネ会長は「ファンは私とともにいる」と語っていたが、失速とともに「カッサーノは正しかった」の横断幕。降格決定後は会長の息子エドアルド氏が「失敗続きで最悪のシーズン」とチーム運営の失敗を認めた。熱狂的ファンに支えられ、パレルモのロッシ監督も「敵ながら降格は残念」と認めたジェノバの雄。来季はセリエAから姿を消す。

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