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またロスタイム失点 仙台 ホームでまさかのドロー

[ 2011年5月14日 15:35 ]

<仙台・磐田>前半10分、2点目のゴールを決めた赤嶺(左から2人目)を祝福する仙台イレブン

J1第11節 仙台3―3磐田

(5月14日 ユアスタ)
 仙台はロスタイムにまさかの失点を喫し、痛恨のドロー。今季無敗は守ったものの、ホーム・ユアスタでの連勝は2でストップした。

 前半4分、DF朴の左クロスをDF菅井がヘッドで合わせて先制すると、6分後にはMF梁のクロスをDFチョ・ビョングクが頭で落とし、最後はFW赤嶺が右足でゴール。2点をリードして折り返したが、後半に思わぬ展開が待っていた。

 後半13分から3分間に2ゴールを許して同点とされたが、同43分にMF角田が勝ち越しヘッド。劇的なゴールで勝利を手にしかけた手倉森監督もガッツポーズで喜びを表現した。しかし4分後、磐田GK川口からのパントキックの処理の判断が遅れた一瞬のスキを突かれ、DFの背後から右足を伸ばしたルーキー金園が同点ゴール。DFチョ・ビョングクと見合ってしまったGK林は「互いに声は聞こえていたんだけど。もったいないが、1年間ミスなしでできるわけじゃない。次に起こさないようにしないと」と、懸命に切り替えるしかなかった。

 前節に続いてのロスタイムの失点で勝利を逃し、指揮官は「2試合続けて勝ち点3を逃しているのは課題」と率直に結果を受け止めた。

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2011年5月14日のニュース