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南米選手権出場へ…海外組“仕分け”作戦!

[ 2011年5月4日 06:00 ]

 日本代表の海外組が7月の南米選手権(アルゼンチン)と6月のキリン杯で“仕分け”されることになった。南米連盟総会などから帰国した日本サッカー協会の小倉純二会長(72)は3日、「一部で重複する選手もあるかもしれないが、南米選手権とキリン杯で選手を仕分けする」と明言。既にザッケローニ監督と原技術委員長で作業が進められているという。

 日本が南米選手権に参加するには海外組15人の招集が条件。だがドイツの複数のクラブやDF長友のインテル・ミラノなどが既に選手の疲労蓄積を理由に招集に難色を示している。そこで南米選手権に招集する選手には6月1日のペルー戦、同7日のチェコ戦を回避させ、完全オフに充てさせることを条件に招集を要請する作戦だ。

 小倉会長は今回、ザッケローニ監督の選考した15人のリストを南米連盟、アルゼンチン協会に提出。協力を約束していた双方からは欧州各協会、クラブに協力要請の文書が送付されたという。「今月中には(参加可否を)決めたい」と小倉会長。原委員長も欧州で各クラブと直接交渉にあたるが、それでも15人がそろわなければ、出場辞退は避けられない。

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2011年5月4日のニュース