神戸　勝利給の一部を義援金活動資金に

Ｊ１第７節 神戸―甲府

（4月23日 中銀スタ）
　神戸は２２日、公式戦の勝利給の一部を義援金活動資金に充てると発表した。リーグ戦、ナビスコ杯、天皇杯の全試合が対象となる。この資金をもとに被災地でサッカー教室を実施したりサッカー用具を寄贈したりする。

　神戸は、東日本大震災が起こった３月１１日以降、選手らが街頭で募金活動などを行ってきたが、和田監督は「選手は積極的に募金活動してくれた。今までは皆さんから寄付してもらった形。今回は募金と違った形で支援したい」と話した。

　自分たちが勝つことが被災者支援につながるだけにＭＦ大久保は「勝って多くの義援金を送りたい」と意気込んだ。ＭＦ小川も「勝つことで勇気づけられることもある」と１０年ぶりとなる開幕連勝を誓った。被災者のため神戸イレブンはピッチで全力を尽くす。