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堅守貫いたモウリーニョ監督「わたしの見方ではすごくいい試合」

[ 2011年4月21日 11:16 ]

<Rマドリード・バルセロナ>胴上げされるRマドリードのモウリーニョ監督
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スペイン国王杯 レアル・マドリード1―0バルセロナ

(4月20日 バレンシア)
 堅守速攻に徹し、スペインで初のタイトルを獲得したレアル・マドリードのモウリーニョ監督。選手たちに胴上げされ「わたしの見方では、すごくいい試合だった。会場も盛り上がっていた」と誇らしげに語った。

 C・ロナウドらが好機を生かせず前半を0―0で終えると、後半は守備を強いられる場面の連続。それでも延長前半13分、エースが打点の高いヘッドでゴールネットを揺らし、歓喜の瞬間を迎えた。

 “クラシコ4連戦”初戦の16日のリーグ戦で、この日と同様にDFペペを中盤で起用して1―1で引き分け。美しく勝つことを求められるスペインではこれが論議を呼び、かつての名選手でクラブ名誉会長のディステファノ氏は守備偏重の戦い方を「ダッシュしているだけで個性がない」と批判した。それでもポルトガル人指揮官は「監督はわたし。決めるのはわたしだ」と信念を貫き、ついに栄冠を手にした。(共同)

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