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川崎F「算数ドリル」被災地へ約800部寄付

[ 2011年4月21日 06:00 ]

陸前高田市に寄付するフロンターレ算数ドリルを手にする中村。約800部すべてにサインする

 川崎Fが川崎市、Jリーグと3団体で製作した「フロンターレ算数ドリル」を被災地の陸前高田市の公立小学校9校(小友小、高田小、気仙小、長部小、広田小、米崎小、矢作小、竹駒小、横田小)に約800部寄付することが決まった。

 ドリルはクラブが小学校6年生を対象に09年から地域社会貢献活動の一環で製作したもので、昨年は川崎市内全校に無償配布。陸前高田市の教諭から教材不足を聞いた川崎市の教諭がドリルを紹介したところ、教育委員会を通し正式に提供することが決定した。

 すべてのドリルにサインを記入する予定のMF中村は「本当は行って渡したかった。少しでも喜んでもらえれば。自分のサインでよければ」と現在は300部まで書き終えたという。ドリルは26日に現地に運ぶ予定。

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2011年4月21日のニュース