独クラブで連鎖…内田に続き岡崎も南米派遣「ＮＯ」

ケルン戦の後半、攻め込むシュツットガルトの岡崎（左）

　日本代表が海外組主体の編成で参加する７月の南米選手権（アルゼンチン）の選手派遣に関し、またまた「ＮＯ」が突きつけられた。

　シュツットガルトのボビッチ強化部長は１６日、ＦＷ岡崎の派遣許可を「しない」と明言。すでにＤＦ内田が所属するシャルケも難色を示しており、さらに派遣拒否が広がれば参加条件となる欧州組１５人に届かない可能性も出てきそうだ。岡崎は１６日の敵地ケルン戦に公式戦１０試合連続先発し、左ＭＦでフル出場。初得点はならなかったが、移籍後最多となる７本のシュートを放って３―１の快勝で自らの誕生日を祝い「きょう勝てたことが本当に大きかった」と笑みを浮かべた。（ケルン・三村祐輔通信員）