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バルサV3前進!クラシコ初戦“圧倒”ドロー

[ 2011年4月18日 06:00 ]

<バルセロナ・Rマドリード>ロナウド(右)の後姿を見つめるメッシ

リーガ・エスパニョーラ バルセロナ1―1Rマドリード

(4月16日)
 リーガ・エスパニョーラ第32節の4試合が16日に行われ、首位バルセロナは敵地で行われた2位レアル・マドリードとのクラシコに1―1で引き分けた。FWメッシのPK弾で先制後に追いつかれたが、残り6戦で勝ち点8差を守って3連覇に前進した。

 敗れさえしなければよかった一戦でバルセロナが勝ち点1を確保した。退場で10人になったレアルに追いつかれたが、91年から4連覇したクライフ監督時代の「ドリームチーム」以来の3連覇に大きく前進。就任後5戦全勝だったクラシコで初めて白星を逃したグアルディオラ監督だが「負けなかったのはいい結果」と余裕をうかがわせた。

 メッシはこれまで堅守で知られる敵将モウリーニョ監督のチームにはチェルシーとインテル・ミラノを含めて8戦不発だった。この日も司令塔エジルを控えにして3ボランチの守備的布陣を敷いたレアルに苦戦も、後半8分にPKながら初めて得点した。20日のスペイン国王杯決勝、欧州CL準決勝と続く18日間のクラシコ“4番勝負”初戦でエースがジンクスを打破。今季公式戦通算49得点でレアルの名選手プスカシュが59~60年に築いたスペインのシーズン最多得点記録にも並んだ。

 引き分けながら敵地でボール支配率71―29%と圧倒。シャビが「相手はロングボールからカウンター狙いでサッカーをする気がなかった」と訴えたように、イレブンはパスサッカーへのこだわりと手応えを口にした。残る直接対決3試合も真っ向勝負で道を切り開く。

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2011年4月18日のニュース