フッキ先制点！ポルト５発で欧州Ｌ準決勝へ

ゴールを決めて喜ぶフッキ（中）らポルトの選手たち

欧州Ｌ ポルト５―２スパルタク・モスクワ

（4月14日 ロシア）
　欧州リーグ準々決勝第２戦の４試合が１４日に行われ、ポルトは元東京ＶのＦＷフッキ（２４）の先制点などで５―２とスパルタク・モスクワに大勝し、２戦合計１０―３で準決勝進出。ベンフィカ、ブラガとともにポルトガル勢でベスト４の３つを占めた。準決勝はポルト―ビジャレアル、ベンフィカ―ブラガの組み合わせで、２８日と５月５日に行われる。

　ポルトはホームで５―１と大勝した第１戦に続き、アウェーでも５―２でロシアの強豪スパルタク・モスクワを撃破。元東京Ｖのブラジル代表ＦＷフッキの先制点を皮切りに、第１戦でハットトリックのコロンビア代表ＦＷファルカオら５選手が得点して高い攻撃力を見せつけた。ボアス監督は「準決勝ではもっと良いプレーをしなくてはいけないが、われわれは決勝に行く実力がある」と、モウリーニョ監督（現Ｒマドリード）の下で前身のＵＥＦＡ杯を制した０３年以来の決勝進出に自信をのぞかせた。