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ザック監督 伊代表戦、仙台無理ならチェゼーナ希望

[ 2011年4月16日 06:00 ]

 日本代表とイタリア代表の復興支援マッチが、イタリアのチェゼーナで開催される可能性が浮上した。日本開催が困難な場合の代替案として日本代表のザッケローニ監督が希望しているという。

 ザッケローニ監督のもとには震災直後にイタリア協会から慈善試合のオファーが届いた。現在実現に向け両協会で日程などを調整中だが、会場の候補地として真っ先に挙がったのが、東日本大震災の被災地でイタリア代表が02年W杯日韓大会の際にベースキャンプを張った仙台だった。

 ただイタリア代表は欧州選手権予選などもあり来日の日程調整は難航している。そんな中、新たに浮上した候補地がチェゼーナ。ザッケローニ監督の地元で援助も受けやすい上、DF長友(インテル・ミラノ)の古巣の本拠地で日本人にも親しみのある土地であることが大きな理由という。

 実現すればザッケローニ監督にとっては“凱旋試合”。日本代表のイタリア遠征は93年以来で、敵地でのイタリア戦は初開催となる。イタリア協会のアベーテ会長も実現を強く望んでおり、両協会の調整が待たれる。

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2011年4月16日のニュース