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涙を浮かべながら…小倉会長「もう断れなかった」

[ 2011年4月9日 09:11 ]

 日本代表が超異例の措置を受け、7月の南米選手権(アルゼンチン)に参加する可能性が高まった。

 小倉会長は目に涙を浮かべながら二転三転した事情を説明した。

 「アルゼンチンのグロンドーナ会長が、FIFAのブラッター会長に電話し、今回は特例が必要ではないかと話してくれた。欧州の選手が必要なら南米連盟が責任を持って招集を保証すると言ってくれた。もう(参加を)断れなかった」。

 小倉会長によると、ザッケローニ監督は当初、南米選手権に出場するチームは国内組と欧州組を同じくらいの人数にして編成し新戦力発掘を計画していたというが、なりふり構っていられない状況だ。延期された3、4月のJ1の試合は7月に組み込まれるためJ1クラブは選手派遣に難色を示している。原技術委員長らが各クラブと再交渉するが、欧州組だけでの出場も辞さない構えだ。

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2011年4月9日のニュース