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遠藤 松井指導の名将 勇退していた「残された仕事も仕上げの時期」

[ 2011年4月6日 12:22 ]

 サッカーの全国高校選手権で鹿児島実を2度優勝に導いた松沢隆司総監督(70)が、3月末で勇退していたことが6日までに分かった。教え子には日本代表の遠藤保仁(G大阪)や松井大輔(グルノーブル)らがいる。

 1966年に監督に就任し、96年に初優勝(静岡学園との両校優勝)、2005年にも頂点に立った。勇退理由として、年齢的な節目や、ことし1月に2度目の心臓手術を受けた健康面への不安、教え子である森下和哉監督の指導者としての成長などを挙げた。

 鹿児島県協会の副会長を務める松沢前総監督は「鹿児島にはプロがない。立ち上げという残された仕事も仕上げの時期」と話した。鹿児島実のサッカー部にも外部助言者として携わる意向も示した。

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2011年4月6日のニュース