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南米選手権日本辞退でスペインに出場要請

[ 2011年4月6日 06:00 ]

 日本代表が招待参加を予定していた7月の南米選手権(アルゼンチン)を辞退することが正式決定した。

 パラグアイのアスンシオンを訪れた日本サッカー協会の小倉会長は4日、南米サッカー連盟でレオス会長と会談。東日本大震災の影響で7月にJリーグを最大7節組み込まざるを得なくなった状況を説明し辞退を了承された。南米連盟も同日発表。代わりにW杯優勝国スペインに出場を要請した。

 小倉会長は「われわれのプライオリティーは国を復興させること。参加できないのは非常に残念です」とコメントした。1次リーグでアルゼンチン、コロンビア、ボリビアと同組だった南米選手権はW杯予選に向けた絶好の強化試合となるはずだった。欧州視察中の日本代表のザッケローニ監督も状況は理解しているが、現時点で日本代表の7月の活動予定は白紙。9月に始まるW杯予選への影響は免れそうにない。

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2011年4月6日のニュース