C大阪 乾が決勝点!全北を下し2勝目

[ 2011年4月5日 20:12 ]

C大阪―全北 後半、ゴールを決め喜ぶ乾(7)らC大阪イレブン

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は5日、各地で行われ、1次リーグG組のC大阪は大阪市長居陸上競技場で全北(韓国)を1―0で下して、2勝1敗とした。東日本大震災後、Jリーグのチームとして初の国内公式戦は、試合前に黙とうがささげられた。C大阪は後半に乾がゴールを決めて先制。終盤に相手の猛攻を受けたが、そのまま逃げ切った。

 圧倒的にボールを支配しながら、なかなかゴールネットを揺らせない。そんな重苦しい空気を振り払ったのは、日本代表の乾だった。後半、DFらをドリブルでかわしてゴール。エースの名にふさわしい働きでチームを勝利に導いた。

 全北は主力の多くが来日せず、控え組中心のメンバー構成。守りを徹底する戦術で、引き分け狙いは明らかだった。その牙城を真骨頂ともいえるパス交換で崩してみせた。倉田の縦パスをピンパォンがかかとのワンタッチで横へ。「ピンポンからいいパスがきたので、落ち着いて決められた」と乾。走り込んだ乾が受けた時にはゴールへの道筋はできていた。

 東日本大震災の慈善試合では久しぶりに日本代表としてプレー。この日も被災した東北に勇気を届けようと懸命にピッチを駆けた。「あの慈善試合だけではない。セレッソでも同じ気持ちでやっている」。言葉にチームを引っ張る大黒柱としての責任がにじむ。

 ここまでの公式戦では連係がかみ合わなかった。乾のコンディションも上がらず苦しかった。「勝利を本当に必要としている」。クルピ監督が必勝を誓った大事な試合で、自慢の攻撃陣が開花した。

 2勝1敗と勝ち星が先行した。桜の季節とともに、C大阪は本来の調子を取り戻してきた。

 ▼C大阪・クルピ監督 セレッソの技術をしっかり発揮できた試合だった。私たちは1次リーグを突破できる可能性を十分に残している。

 ▼全北・崔康熙監督 勝負をかけようとしたところで先に失点してしまったのが残念。まだホームでの対戦があるので、リベンジしたい。

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