4月に再開 JFAアカデミーが静岡へ一時移転

[ 2011年3月31日 17:28 ]

 日本サッカー協会(JFA)は31日、東日本大震災で活動を休止した「JFAアカデミー福島」を、静岡県御殿場市のスポーツセンター「御殿場高原時之栖」に一時移転して再開すると発表した。4月5日に東京都内で新入生の入校式を行った後、活動を再開する。

 同アカデミーは中高一貫のエリート選手育成校で、4月の新入生を含めて男女計125人が所属。福島県内の拠点施設が被災した上、福島第1原発事故が深刻化したため、生徒を一時帰宅させて移転先を探していた。

 責任者を務めるJFAの田嶋幸三副会長は31日、静岡県の川勝平太知事を訪問。29日の慈善試合で日本代表が着たユニホームを手渡して「子どもたちがサッカーを続けられる環境を整えていただき、感謝している」と述べ、同知事は「わが家のつもりで使ってほしい」と応えた。

 新入生の女子1人は福島県富岡町出身で、家族が現在も避難生活を送っているという。田嶋副会長は「福島の方のことを考えると心苦しいが、サッカーで恩返ししていきたい」と話した。

 生徒らは今後、時之栖にある寮に寝泊まりし、御殿場市内の学校に通いながら練習を続ける。

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