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震災経験、仙台MF梁勇基「参加してよかった」

[ 2011年3月30日 06:00 ]

<日本代表・J選抜>前半、仙台の梁勇基(右)も背番号10を背負いピッチを駆け回った

東日本大震災復興支援チャリティーマッチ 日本代表2―1Jリーグ選抜

(3月29日 長居)
 J選抜のMF梁勇基(リャン・ヨンギ)が背番号10を背負い、後半17分までピッチに立った。深刻な被害を受けたJ1仙台に在籍。震災時は車で移動中で、震災直後から身動きが取れず車中で一夜を明かした。

 その後も被害の少なかったチームメートの家に7選手が集まる共同生活を強いられ、十分な練習もできないまま試合に臨んだ。調整不足は否めなかったが「自分が試合に出ることで少しでも喜んでくれる人がいるので、参加して良かったと思う」と全力プレーを見せた。

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2011年3月30日のニュース