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G大阪と神戸が慈善試合…宮城出身の佐々木が先制弾!

[ 2011年3月27日 18:31 ]

被災地へのメッセージを書いたシャツを披露するG大阪・佐々木勇人選手

 サッカーJ1のG大阪と神戸は27日、大阪府吹田市の万博記念競技場で、東日本大震災の復興支援を目的に慈善試合を行った。試合は2―2で引き分けた。

 会場には約1万5000人の観客が集まった。宮城県出身のG大阪のMF佐々木勇人(28)が活躍。開始3分に先制点を奪うと、左腕から取り外した喪章にキスして天に掲げた。ユニホームをめくり「一日でも早く皆様に笑顔が戻りますように」とメッセージが書かれたシャツを見せた。佐々木は「気合はかなり入っていた。(被災者で)見ている方は少ないかもしれないけれど、少しでも元気を与えられたらと思った」と話した。

 収益の全額は日本赤十字社を通して寄付される。試合前には球場外で選手らが募金箱を手に寄付を呼び掛けた。

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2011年3月27日のニュース