×

ビジャ“ラウル超え”2発で無敵艦隊けん引!

[ 2011年3月27日 06:00 ]

<スペイン・チェコ>2得点を挙げ、スペイン代表通算得点を史上単独最多の46としたビジャ

12年欧州選手権予選I組 スペイン2―1チェコ

(3月25日)
 6試合が行われ、I組の王者スペインはチェコを2―1で下した。FWダビド・ビジャ(29)がPKを含む2得点を挙げ、通算得点を同国代表史上単独最多の46とする活躍で逆転勝利を演出した。

 チームの窮地を救う活躍で新記録を飾った。数少ない好機をチェコに決められてリードを許した中、ビジャが後半24分にスペイン史上最多となる通算45得点目で試合を振り出しに戻し、4分後に46得点目となる決勝PK弾。チームを4連勝に導き「厳しい試合だったからこそ絶対に記録を達成したかった」と笑った。

 長くスペインの象徴的存在だったFWラウルの44得点を超える新記録。08年欧州選手権、10年W杯でいずれも得点王に輝いて優勝に貢献するなど魅惑の攻撃サッカーを引っ張ってきた。この日はMFシャビもGK以外でスペイン史上2人目の100試合出場を達成したが「ビジャを祝福したい」と主役を譲った。1点目は左足を強く振り抜き、2点目はPKで確実に加点。デルボスケ監督が「ゴール前でとても落ち着いている」と評価するエースが歴史に名前を刻んだ。

続きを表示

2011年3月27日のニュース