Jクラブ要請へ…ザックジャパン南米選手権“辞退を”

[ 2011年3月22日 06:00 ]

 東日本大震災の影響により、大幅な日程変更に踏み切ったJ1、J2の各クラブが日本サッカー協会に対し、リーグ戦の代替日程と重なる日本代表の南米選手権(7月1~24日、アルゼンチン)への参加を辞退するよう求める意向であることが21日、分かった。22日に都内で行われる臨時実行委員会で各クラブの意見をまとめ、正式に日本協会に要求することになる。またJ1、J2で再開時期を分離する案も議題に挙がる見通しとなった。

 ザックジャパンが7月に参加予定だった南米選手権を辞退する可能性が出てきた。3月11日に発生した東日本大震災の影響を受け、J1、J2では第2節以降の公式戦が中断中。これらの延期された試合は、日本代表の南米選手権のため日程が空いていた7月に代替開催することが既に内定。Jリーグの中西事務局長は「最大で7試合の代替開催が可能」としている。

 だが、日本代表が予定通り南米選手権に参加すると、各クラブとも約1カ月間、7試合も主力選手を欠くことになる。そのため、各クラブからは既に招集に反発する声が噴出。複数の関係者によると、22日に行われるJ1、J2の臨時実行委員会で、南米選手権を辞退することを求める決議を採択する方向で調整が進んでいるという。正式に意思統一ができ次第、正式に協会側に要求することになる。

 ザッケローニ監督は当初、3月の親善試合では欧州組の招集を回避し、その代わりに7月に欧州組を含むベスト布陣をそろえるウルトラC計画を練るなど南米選手権を大事な強化試合に位置づけていた。南米選手権を辞退することになると、9月に始まるW杯予選までの強化試合は今月29日のチャリティーマッチを加えても6月の2試合、8月の1試合の計4試合のみとなってしまう。協会の出す結論やいかに。

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