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家族安心させるため…ザッケローニ監督が一時帰国

[ 2011年3月12日 20:27 ]

 サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が12日、イタリアへの帰国の途に就いた。東日本大震災の発生で、イタリアで同監督の安否を心配している家族を安心させるための一時帰国で、再来日は未定。羽田空港で日本協会職員に見送られたザッケローニ監督は「またすぐに戻ってくる」と話した。

 国際親善試合のモンテネグロ戦(25日・静岡スタジアム)とニュージーランド戦(29日・国立競技場)の日本代表メンバー発表が17日に予定されていたが、不透明になった。

 同監督は、ほかのイタリア人コーチ4人とともに帰国。日本協会を通じ「今回の震災によって甚大な被害を受けた多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。家族に元気な顔を見せて安心させるために日本サッカー協会の許可を得て、一時帰国することとしました」とコメントを発表した。

 ▼ザッケローニ日本代表監督の話 今回の震災によって甚大な被害を受けた多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。今回の地震被害について、イタリアにいるわれわれスタッフの家族が大いに心配しています。家族に元気な顔を見せて安心させるために、一時帰国することとしました。またすぐに戻ってきて、日本の皆さんと一緒に仕事をしたいと思います。

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2011年3月12日のニュース