×

アーセナル悪夢…指揮官“審判のせいで負けた”

[ 2011年3月10日 06:00 ]

<バルセロナ・アーセナル>2度目の警告を受け、退場となるファンペルシー

欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦 アーセナル1-3バルセロナ

(3月8日)
 アーセナルは予想外の展開に沈んだ。後半8分に左CKから幸運なオウンゴールで2戦合計3―2としたが、その3分後に前線に抜け出したファンペルシーがオフサイドの判定後にシュートを放ち、2度目の警告でレッドカードを提示された。

 「9万5000人が跳びはねている場所でどうやって笛を聞けばいいんだ?(笛は)たったの1秒。処分は完全な冗談」

 負傷欠場が決定的と言われながら、驚異的な回復力で強行先発したストライカーだったが、試合後は怒り心頭。通路で主審に詰め寄ったベンゲル監督も「悪質なタックルならともかく…。退場で負けた」と吐き捨てた。

 もっともシュートはファンペルシーの“幻の1本”だけ。「11人対11人なら勝てたと確信している」という指揮官の言葉もむなしい。古巣バルセロナに完敗した司令塔セスク・ファブレガスはツイッターで「人生最悪の瞬間だ」と振り返った。

続きを表示

2011年3月10日のニュース